子供一人で国際線の飛行機に乗れるのは何歳から? ANAとJALのUnaccompanied Minor について









毎年夏に、日本から親戚が遊びにやってきます。
小学生の甥っ子が二人、子供だけでアメリカに来るというので、そんなことできるんだ!と驚いて、同じようにお子さんだけを海外へ送り出そうとしている方もいるかと思い、情報をまとめてみました。
(2017年8月時点での情報です。詳細は各航空会社にお問い合わせください。)

何歳から子供一人で国際線の飛行機に乗れるの?


今回甥たちが利用したANAとJALでは、5歳以上の子供を一人で飛行機に乗せることができます。
Unaccompanied Minor、略してUM(付き添いのない未成年者)と呼ばれます。

ただし、出発・到着空港に、子供の親族または関係者の見送り、お迎えが必要です。

*旅行先によっては、子供だけでの出入国を認めていない国もあるので、各自ご確認ください。

子供だけを国際線の飛行機に乗せるにはどんな手続きが必要?


まず、飛行機のチケットについてですが、各航空会社以外の旅行代理店などが販売する格安チケットでは子供一人だけを乗せることはできません。
JALやANAの正規チケットを、電話で申し込み、購入する必要があります。(各航空会社のサイト経由でも、インターネットでは不可。)

①航空会社の予約センターに電話する。
あらかじめ、予約サイトで、乗せたい便の日程や料金を調べておくとスムーズです。

②子供を一人で乗せたい旨説明して、チケットを購入。
空港にお見送り・お迎えが必要であること等確認されます。

③航空会社のサイトから、申込書・同意書・誓約書など、必要書類をプリントアウトして、記入しておく。
子供のパスポート情報、お見送り・お迎えに来る人の情報等の記入が必要です。

子供一人で国際線の飛行機に乗る場合、どんなサポートを受けられる?


利用する空港・航空会社によりますが、下記のサポートを受けられます。
・手荷物検査場から飛行機に乗るまでの誘導。
(手荷物検査場までは親が付き添って行けました。)
・出国審査の手伝い。
(必要な書類を揃えてあげる等。)
・乗り継ぎの付き添い。
・入国審査の付き添い
(長い列に並ぶこともなく、特別な窓口を地上職員の方と一緒に通って来るようです。)

子供だけが国際線の飛行機に乗る場合、子供料金は適用されるの?


子供料金で購入した航空券では、子供だけを乗せることはできません。
正規の大人料金の航空券を、航空会社の電話窓口で購入する必要があります。

 

次のページでは、実際にJALとANAで子供たちが一人旅した体験をまとめてみます。

子供だけを国際線の飛行機に乗せる場合の、おすすめの航空会社は?